かなり難しそうな内容なんだろうなぁ、心に余裕ある時に観よ〜と思ってたら、上映観数がいつの間にかめちゃくちゃ減ってしまっていて、やっと見に行くことができました💦
予想通り、とっても難しい作品で、すごい頭を使いながら観る映画です。
といったところであらすじです。
日本人の母とイギリス人の父を持ち、大学を中退して作家を目指すニキ。彼女は、戦後長崎から渡英してきた母悦子の半生を作品にしたいと考える。娘に乞われ、口を閉ざしてきた過去の記憶を語り始める悦子。それは、戦後復興期の活気溢れる長崎で出会った、佐知子という女性とその幼い娘と過ごしたひと夏の思い出だった。初めて聞く母の話に心揺さぶられるニキ。だが、何かがおかしい。彼女は悦子の語る物語に秘められた<嘘>に気付き始め、やがて思いがけない真実にたどり着く──。
https://gaga.ne.jp/yamanami/#story
クトゥルフ神話TRPGの謎解き感覚が好きなので、ミステリーも結構楽しく見れるのかなと思っていた点
ゆきてかへらぬを見てから、広瀬すずさんがすごい大好きになってしまったので、広瀬すずさんが出ていると言うところも好ポイントで、観るのを楽しみにしていました。
結論から言うと「どういうこと????」という感想でした
もともと、長崎の、原爆投下、終戦後の復興の期間を過去の話とし、現代(1987年頃)で、娘のインタビュー形式で過去を振り返りながらお話が進んでいるんですが、(伝わるかな)
過去×ミステリーなんて、どういうことなんだろう?みたいな感じになると思いますが、まぁ見ればわかるっていう感じです(他人事)。
なんとなく「そういうことだったのね!」みたいなところはわかるんですけど、細かいところがよくわからなくて、映画館からの帰り道で解説を読んで腑に落とした感じになりました。
この映画を見ていた思ったのが、二階堂ふみの作品ってあんまり見たことがないというか、何なら初めて見たのでは?って言うレベルで、演技をしているところ、あんまり見たことがないんですが、何とも言えない、お上品なんだけど、お上品とも違うし、妖艶とも言えない、独特な雰囲気がすごいピッタリ…あと、首筋がすごいなって思いました。
三浦友和の妻に先立たれた寂しいおじいちゃんみたいな、プライドの高い所とかもなんかすごいしっくりきてしまっていて、何とも言えない気持ちになりました。
というわけで以下ネタバレ感想↓
もう少し腑に落ちるように終わって欲しかったところもあるけど、あれがちょうどいいみたいな人もいるんだろうなぁと思う。
劇中ですごい気になってしまったのが、すごい自分は着飾ってたり、豪華な食器があるのに、子供のみすぼらしさの対比、コントラストの強さがすごく印象に残ってしまい…
今の時代でも結構「母になるのか、母だけど自分でいるのか」みたいな論争はすごいあるとは思うんですが
私は子供を優先にしてしまうので、どうしてもそこが違和感を持ってしまいました
悦子さん、すずさんが、旦那さんに対して自分の意見をあまり言えないシーンが時代っぽいなあというか、そんなことを思っていたけど、靴紐結ぶ時に、しっかりと自分の意見を言って旦那が面食らっていたところ。
それに対して、緒方のお父さんが自分で靴紐を結んでて、すずさんはそれを察して、和服に着替えていて、一緒に出かけるみたいなところが心の親和性というか、その対比もまた面白いなと思いました
しかし!私は!!あの同僚たちが、将棋盤を座布団でぶつけちゃって、盤面にある駒がバラバラなっちゃったの、すごい嫌な気持ちでいっぱいだったけど、同僚たちは、それを気にも止めないのがさらに腹が立つ〜〜〜〜!!くぅ〜〜〜〜〜!
佐知子さん、二階堂ふみが持っていたはずの双眼鏡が大人悦子さん、吉田羊の家にあったりとか、だんだんヒントが出てくるところが「ん?ん?!え?!え?!て言うこのフラグ回収の過程がめちゃくちゃ気持ちいい。
その前からも、木登りのシーンやお祭りのときにお金を出したりとか、すごい違和感はあったけど綺麗にフラグ回収してくれて気持ちいい。
個人的には、川に紐を持っていたところが、例の殺人犯だったのかな?みたいなところも思ったりして。さすがにそれはちょっとミステリーが過ぎたかもしれない…笑
最後の方、川辺のシーンでイギリスに行きたくないって言う娘に対して、恵子って呼んでて、そこでやっと「そういうこと?!」ってなってくるんだけど
あの橋を歩いてる黒い女性は、被爆者で、実際にすずさんが見た亡霊だったりするのかな、とか。
路面電車走ってるときの何かを見つけたけど、「何でもないわ」みたいな感じの二階堂ふみさんが見つけたものは、あまりよく見えてなかったけど、ブラウンとその他の女なのかな?
そこら辺の回想部分もあんまりちょっと意図が読めなかったなと
わたし的には、0から100まで理解したいタイプなので、被爆する瞬間のシーンが挟むのかなとか、旦那とどうやって別れたのかなとか、ブラウンとの逃避行だとか、すずさんは過去話で妊娠していたけど、あれが旦那さんとの子供じゃなくてブラウンドの子供だったのか?
とか、そういうところも、細かく描写してくれた方がうれしいタイプなのなんだか物足りない気持ちにはなってしまいました
どうやら、日本語訳の原作より、一生、石黒が書いた英文そのままのほうが理解度が高まるらしい
まぁ私は英語も読めなければ、あまり本を読まないタイプなので、読む事は無いのだろうけど。。。
なんとなく私に少し似てる気がするなって思ったけど、きっとみんなそうだよね、1人で歩きたいの。基本は。でもやっぱり落ち込んだり、苦しい時は、好きじゃないかもしれないけど、好きなのかよくわからない執着が混じった人を好きになった気分になったり、本当に好きになったり、勘違いしたりして頼ったりすることもあるよね。
…あるよね…?
と、思ったところで、おしまい。
次の作品もお楽しみに。
