国宝好きの中では国宝を観た回数を「○宝目」というらしいのですが
かれこれ3宝しています。
本当はもっと観たいんですが、仕事終わりで行ける20時以降の上映が減っていてなかなか観に行けません。。。🥲
この前祝日のときに行こうとしたら完売で行けなかったんだよなあ…夜の上映増やしてほしいなあ…
スクリーンXも復活してほしいなあ…
事情があって、1回目から2回目の間で映画館に行くことができなくなってしまって…
その間にやっていた「君はトクベツ」の応援上映やら「ババンババンバンバンパイア」やら…観に行けなかったのが残念でなりません…
…脱線してしまいましたが、今話題の国宝のレポしていきます。
李相日監督が「悪人」「怒り」に続いて吉田修一の小説を映画化。任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描いた人間ドラマ。
https://eiga.com/movie/101370/#google_vignette より
任侠の一門に生まれた喜久雄は15歳の時に抗争で父を亡くし、天涯孤独となってしまう。喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎は彼を引き取り、喜久雄は思いがけず歌舞伎の世界へ飛び込むことに。喜久雄は半二郎の跡取り息子・俊介と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして互いに高めあい、芸に青春を捧げていく。そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に俊介ではなく喜久雄を指名したことから、2人の運命は大きく揺るがされる。
主人公・喜久雄を吉沢亮、喜久雄の生涯のライバルとなる俊介を横浜流星、喜久雄を引き取る歌舞伎役者・半二郎を渡辺謙、半二郎の妻・幸子を寺島しのぶ、喜久雄の恋人・春江を高畑充希が演じた。脚本を「サマー・ウォーズ」の奥寺佐渡子、撮影をカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「アデル、ブルーは熱い色」を手がけたソフィアン・エル・ファニ、美術を「キル・ビル」の種田陽平が担当した。2025年・第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門出品。
今年の映画賞を総ナメしている国宝さん。
正直最初は歌舞伎とか興味なくて、全然観る気がなかったのですが…
人間、ちょろいもので、予告による単純接触効果で
「興味ないんだけどすごそうだよな〜」
から
「なんかこんなに予告打ってるってことはおもしろそうかも…」
から
「えーなんか絶対おもしろいからそのうち観に行こー」
って思ってたらドッカーンと大人気に。
上映開始から1ヶ月くらいで観に行けました!
まずなんと言っても映像の綺麗さや音響の綺麗さに惹かれます。
俳優陣もみんな演技がすごくて…
特にメインの吉沢亮・横浜流星(&黒川想矢・越山敬達コンビも)はどんなに特訓したんだろうか…
という気持ちでいっぱい。
途中からもう本当に涙が止まらなくて、映画館出たあともずっと泣き続けていました。
(このあとにバイト入れてしまったのを激しく後悔します。みなさん国宝のあとは予定入れない方がいいよ)
2回目は箱ティッシュを片手に参戦したのですが、予告の段階から涙が止まらず…
隣の人たちに、箱ティッシュだけでもおかしいのに、予告から泣いてるなんて、よほど変な人に思われただろうなあ…
3回目はさすがに泣かんやろ!と思ったのですが全然ばっちり泣きました。
この映画で泣ける・泣けないは、当人の涙脆さももちろん関係あると思うのですが、今までの生い立ちにもかなり左右されるんじゃないかな。多分。
10/24現在、あと8億で日本の実写映画の興行収入1位になれるそうです。
絶対行けるよ。
と書いている今も泣きそうになっている当方。
海外に行ったら「人生観変わるよ」とか「価値観変わるよ」って言われてますが、国宝もそんな作品のひとつと感じます。
というわけで以下ネタバレ感想↓
個人的な話になりますが、私は肌が黒めに生まれました。
別に日焼けサロンにも行ってないし、スキューバーダイビングもしたことないし、サーフィンが趣味なわけでもありません。
誕生日は11月だし、インドアだし、沖縄生まれでもありません。(ゆーてSPEEDしかり、沖縄の人肌白い人多いと思うけど)
なのにいつもそう言われます。
それでも黒人の方ほどではないけど、差別的な発言をされることがすごい多かったし、生まれも貧乏だったので、比べ物にはならないけど、なんとなく、「外の人」として扱われる喜久雄の気持ちが伝わってしまって、ただただ苦しかった。
プロポーズされたときの春江の、あの覚悟、分かるけど、あれできるの、すごいよね。
好きな人にプロポーズされたら、絶対「はい」って言ってしまうもん。
太陽と月みたいな感じで届かない人になっちゃって自分が苦しくなるって思ってたのかなあ。あの歳で?すごいよね。。。
どんなに真面目に生きていても、どんなに真面目に稽古していても、肝心なときには息子の名前呼ばれるんだよ?しんどすぎだろ。
そして終いには立場を追われて、結局血なんじゃんって。更に糖尿って…糖尿って生活習慣病だけど、遺伝もあるっていうじゃん。
はあ?つらすぎやん。
てか藤駒の先見の目、すごすぎない???
メンヘラだから、「一番じゃなくてもいいから」とか言えないし、思えないし、途中から音信不通みたいになるんでしょ…?無理すぎるわ…
国宝になって報われたかもしれないけど、「ばあさんじゃなくてじいさん」みたいに、何も残らない人生になっちゃったんじゃないのかなって。一般人的には「あーいう風には生きれない」って思うけど、役者としては最高の生き方なんだなーって。
回数を重ねるごとに細かいところを見る余裕が出てくるけど、春江って、きくちゃんの舞台に毎回お花送ってるんだよね。
あんな若いのに。もっと広いおうちに引っ越せただろうしさ。本当に赤い絨毯できくちゃんが主演の舞台をずっとやれる場所を建てる気でいっぱい稼いでたんだろうなあって思うよね。
なのに、あんな…ひどすぎん?????大切な2人から最大の裏切りやん。つらすぎる。
なのに舞台では、ずっとそんな感情見せずに生きていて…喜久雄すごすぎるぜ…
ていうかすごい最初に戻るけど、お父ちゃん覚悟決まりすぎやない???
お母ちゃんが引っ張って逃げようとしてるのに、一人座って迎えるの…
覚悟決まってなかったらまあお頭にはなれないのか…
2回目になると、藤娘の1回目で泣いちゃうんだよなあ。
あの、右足も見た、喜久雄のあの表情、演技だけど本心も混ざってて、本当にすごすぎるんだよ…
まあ一番すごいのはそれと同時にババンババンバンバンパイアもやってる吉沢亮の振れ幅よ……
頼むから今後は疲れてすぎて隣の家に忍び込んだりしないでくれよな…国宝お蔵はまじ勘弁だぞ…
